教室だより5月号から〜
みなさん、ゴールデンウィークは楽しく過ごされましたか?
私は友人たちと食事に行った以外はひたすら書いて弾いて…
かなり充実していました(笑)
「今月の作曲家」はワーグナー。ワーグナーの紹介は、
オペラの説明抜きにすることはできないし、
彼の生涯はいろいろ複雑なので困りました。あんまりいい人じゃないし💦
ところで私がワーグナーに会ったのは大学生の時です。
え??会ったの!?
はい、以前も紹介したヴィスコンティの映画
「ルードヴィヒ 神々の黄昏」という映画の中で
トレヴァー・ハワード演じるワーグナーは、
もう間違いなくこんな人物だったに違いない!と確信できるくらい、 ものすごくリアルに思えました。
芸術を愛する純真な若い王を手玉にとる、
その老獪さは観ていてイライラしたものです。
でも、彼が年老いた自分に息子を産んでくれた妻コジマのために、
邸宅の階下で「ジークフリート牧歌」を捧げるシーンは本当に美しい絵のようで、
それもまた複雑な気持ちになりました。
さて、先月末からレッスン室にホワイトボードが登場しました。
小さいみなさんがおうちでの練習を習慣にできるように、
「れんしゅうのきろく」が貼ってあります。
競争ではないから、だいじょうぶ。
みんなで一緒にがんばりっこしたら、きっとぐんぐん上手になりますよ。
R君は「小学生までなのはなんでだよ~」って。
中学生さんのお母さまからは「うちの子の名前も書いといてください💦」って(笑)。
中級レベルのみなさんは、練習しないとどうなるか、よーくわかっているでしょう?
となりのスペースには、上手にできた手のフォームなど、
みんなのいろんな写真を貼っていきます。
素敵な写真がいっぱいになるように、毎日練習しましょうね♪