弾くこと、歌うこと
このHPには、「歌」「歌う」という言葉がたくさん出てきます。 もしかしたら「弾く」という言葉より多いかもしれません。 レッスンでも 「ここでブレスしましょう」 「ここからは新しい息で」 「新しい声で歌いなおして…」 歌、歌、歌、うた…...
指先に蝶を…
ピアノがとても上手な人… というと、どんなことが思い浮かぶでしょうか? グランドピアノの前に座って、華やかな曲、パワフルな曲を弾いている人。 稲妻のような、目にも止まらぬ機敏な指の動き… きっとこんな想像をするでしょうね。...
甘く、あまく、あま~く…?
ブルクミュラーの最初の曲 「素直な心」の一小節目には、 「dolce」という発想用語があります。 音楽用語辞典で調べてみると、 「柔らかく・愛らしく・甘美に・甘く」と書かれています。 「dolce」はイタリア語。 スィーツを意味する言葉でもあります。...
手綱をしっかりと!
8分音符の習い始めで、一番気をつけなければいけないことは、 正確な分割です。 ほら、8分音符が転んでますよ! と注意されることはありませんか? 8分音符が出てくると小節の中に音符がたくさん… なんだか速く弾かなくては… とそわそわしてしまうのかもしれません。...
たとえば雨のしずくのように
習い始めの頃 一番うまくいかないことは 「脱力する」ということのようです。 一生懸命譜面を読んで、 指を指示通りに動かして、 1ト、2ト、3ト… 自分では気がついていないけれど 指、手の甲、ひじ、肩… カチカチになっています。 力んでいるつもりはないはずなのに...
心で弾くピアノ
新しい曲を練習する時は 先生が最初にさっと弾いてくださったり、 CDを聴いたりすることが多いですね。 でも 少しずつ、まず自分で楽譜を黙読する習慣をつけましょう。 ピアノを鳴らさないで 眼だけで楽譜を読み、 心の中で音を鳴らしてみます。...
練習を楽しく
習いたいけど難しいかな… 続けられるかな… こんな不安を持って体験レッスンを受けてみて、 うん、やってみよう!とレッスンの始まり。 ピアノの美しい響きに魅せられて これをもっと味わってみたい、 自分の思いを乗せてうたってみたい! こんな夢に心を躍らせてのスタートでしょう。 ...
わたしだけの歌を
新学期もひと月を過ぎ、 少しずつ新しい環境が身に落ち着いてくる季節になりました。 進学、進級とともに 新しい先生のクラスで勉強を始めたり、 新しいレッスンを始めたり… 春は緊張と期待の入り混じった日々ですね。 ところでレッスンの時、 自分で練習している時に、...
通いなれたその道を
今日は運指、指使いの話をしましょう。 先生から「指使いをちゃんと守りなさい!」 と厳しく注意されていませんか? 音は間違ってないんだからいいじゃない… いいえ、そうではありません。 譜読みの中で 一番おろそかにされやすいのが指使いです。 書いてある通りに運ぶのが難しい。...
このすばらしい音楽を
めっきり寒くなりました。 先月あたりから始まった受験シーズン。 この日のために長い長い練習、 努力を積み重ねてきました。 それはきっと演奏だけではなく 心もしっかり成長させてくれたはずです。 今日までの実力のすべてを出し切れるように 支えてもらっている家族、先生に感謝して、...